*2021/11/19 追記:どうやら新作のBDSPでは色違いのマナフィは手に入らないようです。これまで通り「第4世代での色厳選」でのみ色違いマナフィを手に入れられる模様。
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こんにちは、つくたろうです。
今回は、意外と知られていない「マナフィの色違い厳選」についての記事を書きたいと思います。
というのも私つくたろう、前々から言っているように「幻のポケモンの色違い厳選」を現在メインに据えています。
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幻のポケモンは通常プレイでは手に入らないものがほとんどで、その色違い厳選は一筋縄ではいきません。
その中でも特にめんどくさい「マナフィ」の色厳選についてなのですが、日本語のサイトでこれについてきちんと述べたものが全然ないことに気づきました。というのも色粘りではなく乱数調整で色違いを出している方は多く見られるのですが、「自力色厳選」にチャレンジしている日本人の方はそれほど多くないんですね。
もちろん色粘りが日本よりもメジャーな海外ではマナフィの自力色厳選を行なっている方は沢山いるので、海外サイトにはマナフィについて書かれたものが豊富に存在します。
今回、そういった海外サイトを参考にしつつマナフィの自力色厳選環境を整えたので、それについてまとめたいと思います。
2021/03/06追記:色違いマナフィ、自力色厳選でゲットしました!
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はじめに
まず大前提として、マナフィはポケットモンスターシリーズを普通にプレイしているだけでは絶対に手に入りません。
幻のポケモンなので通常プレイでは手に入らない、当たり前のことですね。セレビィ?デオキシス?知らない子ですねえ…
では、どうやってマナフィを手に入れるのか。
マナフィは、「ポケモンレンジャー」シリーズに期間限定で配信されたスペシャルミッションをクリアして、その報酬として手に入る「青タマゴ」を第4世代のロムに送信し、孵化させることでのみ手に入れることができます。
つまり、幻ポケモンには付き物な「期間限定配信」がここでも登場してくるわけですね。
当然この期間限定配信は終了していますから、今から未送信のマナフィのタマゴを手に入れるためには、中古でポケモンレンジャーシリーズのロムを買い漁る「ロムガチャ」をしなければならないわけです。
また、「ただマナフィのタマゴを貰って孵化を繰り返す」だけでは色違いのマナフィは手に入りません。
「ポケモンレンジャーから青タマゴを受け取ったロムでは、マナフィに色違いブロックルーチンがかかってしまう」という仕様になっているためです。おのれゲーフリ
そのため、青タマゴを受け取った4世代のロムからまた別の4世代のロムにタマゴを通信交換で送り、そのロムで受け取ったタマゴを孵化させるというプロセスが必要となります。
マナフィが色違いになるかどうかの判定は、青タマゴの持つ固有の値と、そのデータ固有の値が適合するかどうかで行われます。
つまり、色々なデータで青タマゴを孵して、色違いになるかどうかをひたすら試すというのが色粘りの基本的なスタンスになります。
余談ですが、マナフィは過去にWi-Fiなどで配信されていたことが有りましたが、これが色違いになることは絶対にありません。
マナフィのタマゴのロムガチャについて
ここで1度、マナフィの青タマゴを手に入れるためのロムガチャ について紹介しておきたいと思います。
マナフィの青タマゴが手に入るミッションは、ポケモンレンジャー3部作のうち、どのソフトにも配布されました。
3部作というのは、「ポケモンレンジャー」「ポケモンレンジャー バトナージ」「ポケモンレンジャー 光の軌跡」です。
つまり、基本的にはこの3部作のどれが中古ショップに売っていても、買ってしまって問題はないということになります。
どのソフトもせいぜい300円ぐらいで投げ売りされているのと、シリーズ3部作合わせれば1店のブックオフで3つ4つ売っていることもザラにあるという現状から、ロムを買い集める難易度は相当に低いと言えます。
3000円で10ロム買えると考えると、お財布に優しいロムガチャともいえますね。ソシャゲのガチャと変わりません。
ただし、もし予算に限りがあるならば「ポケモンレンジャー 光の軌跡」を優先的に買うのがオススメです。
これはなぜかというと、ポケモンレンジャー(無印)やバトナージに比べてメルカリなどで多少は高く売れるからです。
ロムガチャでハズレのロムを売るときに、少しでも多くお金を取り戻せるという点で、優先順位を付けるなら光の軌跡がオススメです。
また光の軌跡では「ふんか」を覚えたヒードランが手に入る可能性もあるので、その意味でも光の軌跡を優先的に買うのがオススメです。
賢くロムガチャをしてマナフィのタマゴを集めていきましょう。
マナフィ色厳選の基本的な流れ
さて、先の内容を踏まえると、マナフィの自力色厳選の基本的な流れは以下のようになります。
ポケモンレンジャーから4世代ロムに青タマゴを受け取る
↓
レンジャーから青タマゴを受け取ったロムとは違う4世代ロムに青タマゴを通信交換で送る
↓
通信交換で青タマゴを貰ったロムでタマゴを孵す。
↓
色違いでなければリセットして孵化する前の青タマゴに戻す。この青タマゴを違うデータに通信交換で送る。
↓
★受け取ったロムで青タマゴを孵す。色違いでなければリセットし、青タマゴの状態で違うデータに通信交換で送る。
色違いが出るまで★の繰り返し。
ここまで読んでお察しの方もいらっしゃると思いますが、そうなんです、マナフィの色厳選は基本的にロムリセをすることになるわけです。
ロムリセというのは「希望の結果が得られるまでデータを消してはじめからやり直す」ことを繰り返すことです。
例えば「希望のIDが出るまでリセットを繰り返して冒険を新しくはじめる『ID厳選』」などがこれにあたります。色厳選だとジラーチなんかもロムリセですよね。
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マナフィについては、「違うデータで青タマゴを孵して色違いになるかを確認する」という作業を、ロムリセを繰り返して新しいデータを用意することで、何度も何度も試行回数を稼ぐということになります。
分かりやすく言うと、「新しいデータで冒険を開始して青タマゴを受け取って孵化し、色違いでなければさらに新しいデータで青タマゴを受け取って孵化して…」をロムリセを駆使して繰り返すことになります。
もちろん色違いじゃなかったデータをそのまま消すと青タマゴも一緒に消えてしまうので、マナフィの色厳選を行うにはデータを消して「はじめから」にできるロムが最低でも2つ必要となります。
簡単なイメージとしては、以下のような感じです。「ロムA」と「ロムB」が厳選に用いている2つの4世代ロムで、初めに青タマゴはロムAにあると考えてください。
ちなみに、マナフィの色違いが出る確率は1/8192です。当たり前のようにFull Oddsですが頑張りましょう。
さて、色厳選のイメージはつかめましたでしょうか?ここまで相当長くなりましたが、この「基本的な流れのイメージ」を踏まえたうえで、次の項目ではようやく「最も効率のいいマナフィの自力色厳選方法」を紹介したいと思います。
最も効率のいいマナフィの自力色厳選方法
さて、先に述べた通り、ここからは「最も効率の良いマナフィの自力色粘りの方法」を紹介していきます。
用意するもの
まず、最も効率の良いマナフィの自力色厳選に必要なものを紹介していきます。
用意するもの1. マナフィの青タマゴ10個
もちろんですが、マナフィの色厳選には孵化する前の青タマゴが必須です。
ただし、最高効率で色粘りを行う場合は青タマゴが10個必要になります。
もちろん1個でも2個でも色厳選は可能なんですが、効率を考えると「10個」という数がベストなんです。
この理由は、簡単に言うと「1つのデータで、出来るだけ多くの青タマゴを孵して色違いになるかを確認したい」からです。
また、1度に手持ちに入れて孵化できるタマゴの数は5個であるため、5の倍数である10個という数字がベストとなります。
ここで「あれ?青タマゴは多ければ多いほど良いんじゃないの?15個とか20個とか、10個より多くてもいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、10個を超えてくると逆に、青タマゴとの通信交換に使うための野生ポケモンが足りなくなってくるんです。
これはなぜかというと、「ストーリーを進めて通信交換が出来るようになった直後」で手に入るボールの数が最大で22個なので、捕獲失敗のことなどを考慮すると「5の倍数のうち、毎回確実に野生ポケモンを捕まえられる数」は約10程度となる、というわけです。
まぁそもそもがロムガチャなので、10個集めるだけでもなかなか骨が折れるわけですが…(笑)
ちなみに上級者向けの方法として、青タマゴが10個より多くてもマナフィの自力色厳選が出来る方法もあります。ぜひこちらもご確認ください。
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用意するもの2. DS類(最低2台)
当たり前ですが通信交換を行うので、最低でも2台のDSが必要になります。
4世代ロムが起動できればいいので、初代 DSやDSliteとかで十分です。中古で2000円もしないので、2台持っていない方は買いましょう。
用意するもの3. データ初期化済みのプラチナ(最低2本)
先述の通り、ロムリセを繰り返すための4世代ロムが最低2本必要になります。
別に4世代ならなんでもいいんですが、ゲーム開始から通信交換が開放されるまでが一番早いのがプラチナなので、特にこだわりがない方はプラチナを使いましょう。
用意するもの4. ブーバーやマグマッグなど、特性ほのおのからだやマグマのよろいのポケモン
これは必須ではないですが、いると孵化がスムーズになります。
ポケモンレンジャーから青タマゴを受け取るロムに1、2匹ぐらいは持っておきましょう。
厳選方法
さて、上記のものができたらようやく厳選スタートです。
先ほど説明した基本的な流れを念頭に置きながら読んでください。
ステップ1. マナフィの青タマゴを適当な4世代ロムに集める
青タマゴをポケモンレンジャーのソフトから全て同じロムに送って、1つのロムに集めてください。
このとき、ポケモンレンジャーから青タマゴを送るロムは、自分のメインロムにするのがベストです。
先述の通りポケモンレンジャーから受け取ったロムで孵化した青タマゴは色違いが生まれないため、ロムリセした新しいデータで青タマゴを受け取ってしまうと、通信交換までわざわざ進めても試行回数を稼げないという問題が発生します。
ロムリセの回数を節約するためにも、ポケモンレンジャーから自分のメインロムに青タマゴを送るようにしましょう。
用意した青タマゴを全て1つのロムに集めたら、ここからはひたすらロムリセとタマゴ孵化を繰り返して試行回数を稼ぐことになります。
さてこれ以降は、タマゴを集めたロムがメインロムであるという想定で「メインロム」という言葉を使います。
また、ロムリセのために用意した空の4世代ロムを空ロムと表現します。
ステップ2. 空ロムではじめからデータを開始して、通信交換できるところまで進める
ゲームを始めたらナナカマド博士にずかんをもらって、マサゴタウンでユウキ(ヒカリ)の案内を終えるとポケモンセンターが使えるようになり通信交換が開放されます。
ステップ3.フレンドリィショップでボールを買って、野生のポケモンを11匹捕まえる
通信交換が開放されるとともに、フレンドリィショップも使えるようになります。
ここで、有り金全部使う勢いでモンスターボールを買いましょう。
お金が足りないときは、直前にナナカマドはかせから貰えるわざマシン27「おんがえし」を売るのも重要なコツの1つです。
そして、野生のポケモンを11匹捕まえてください。(ほのおのからだ持ちポケモンがいない場合は10匹で大丈夫です。)
この時点ではマサゴタウンの上の202番道路の草むらはまだ入れないので、201番道路で捕まえましょう。
ステップ4. 通信交換でマナフィのタマゴ10個とほのおのからだ要員を全て空ロムに連れてくる
先ほど捕まえた野生ポケモンと、マナフィの青タマゴとを交換し、マナフィのタマゴを全て空ロムに移送します。
通信交換の時に1度に手持ちに入れられるタマゴは4個までなので、受け取った青タマゴはその都度ボックスに保管しながら10個全てを空ロムに移しましょう。
ほのおのからだ要員を使っている場合は、この段階で青タマゴと同様に連れてきてください。
ステップ5. 青タマゴ孵化
さて、青タマゴを孵化していきます。
手持ちを「ほのおのからだ要員+青タマゴ5個」にしたら、1度セーブしてください。
その後、手持ちの青タマゴを全て孵化します。
この時点では自転車をまだ持っていないのと、ズイロードが使えないので少々面倒ですが頑張りましょう。
ここで注意ですが、手持ちの青タマゴを孵化している時は絶対にレポートを書かないでください。特にマナフィが孵ってしまっている状態でセーブすると、青タマゴが減ることになってしまいます。
余談ですが、マナフィの青タマゴの孵る歩数については以下の記事を見てもいいかもしれません。
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ステップ6. 色違いか確認
手持ちの青タマゴ5個を孵化したら、色違いかどうかをまとめて確認しましょう。
ここで注意ですが、仮に色違いだとしても、マナフィの青タマゴの孵化シーンは通常色と同じシーンになります。
つまり他のポケモンと違って生まれた段階では色違いかどうかの判別は出来ないので、「ようすをみる」から確認するしかありません。
5匹まとめて確認して、色違いが出ていればそこで色厳選は終了です。
まだ出てない場合はリセットして手持ちのマナフィを全て青タマゴに戻し、次に進みましょう。
ステップ7. 次の5個を孵化する
青タマゴに戻した5個をボックスに預け、残りの5個を孵化しましょう。
手順はステップ5〜6と同じです。「孵化する前にレポートをして、孵化中にレポートを書かない」ことを忘れないようにしましょう。
次の5個も、色違いが生まれなかった場合はリセットして青タマゴに戻してください。
ここまでで色違いが出ていないということは、用意した10個の青タマゴは、そのロムデータでは色違いにならないということです。
したがってここからは、もう1つの空ロムを使って同じ作業を繰り返すことになります。
ステップ8. 新しい空ロムのデータを作り、孵化をする
今までの作業は、2つ用意した空ロムのうち片方での作業でした。
ここからは、もう1つの空ロムで行います。
もう片方の空ロムで、先程と同様にステップ2〜7の手順を行い、10個の青タマゴが色違いになるかどうかを確認しましょう。
このとき先程と唯一異なるのは、メインロムではなく空ロム同士で通信交換をして、青タマゴ10個とほのおのからだ要員を連れてくるという点です。
つまり、いちいち青タマゴをメインロムに戻す必要はないということです。
最後に、空ロムAから空ロムBに青タマゴとほのおのからだ要員を全て移し切ったことを確認したら、空ロムAのデータを消しましょう。
間違って青タマゴのいる方のロムのデータを消さないように注意してください!
さて、孵化をして色違いのマナフィが孵ればそこで色厳選終了ですが、まだ出ていない場合は次に進みましょう。
ステップ9. ステップ2〜8を、2つの空ロムを交互に使って繰り返す
これはもうそのままです。先程の空ロムを使って行ったステップ2〜8の孵化手順を、色違いのマナフィが生まれるまで通信交換とロムリセを駆使してひたすら繰り返すだけです。頑張りましょう。
応用編
さて、ここまでの厳選方法を踏まえた上での「応用的手法」も存在します。ぜひご確認ください。
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ちなみにこの方法は、厳選効率はこれまでに説明したロムリセを繰り返す方法よりも上がりますが、そもそものハードルが高いため「上級者向けの応用編」として別の記事での紹介という形になっています。
おわりに
かなり長くなりましたが、今回は最も効率の良いマナフィの自力色厳選の方法でした。
ちなみに自分も、近所の中古ショップのポケモンレンジャーを買い占める勢いでロムガチャをして青タマゴを10個揃え、厳選をしている最中です。(試行回数はまだ200回ほど)
今からでも出来る幻ポケモンの色厳選だと思うので、皆さんも是非やってみてください!
また、こちらの上級編も含めてマナフィの色厳選について何かわからないことなどあれば気軽にコメントしてください!
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!
2021/02/03 つくたろう
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