こんにちは、つくたろうです。
今回は、バグ技を駆使してポケットモンスターFRLGで「たんじょうのしま」に行き、デオキシスを捕まえる方法を紹介したいと思います。
自分は友人にこのバグ技を教わったのですが、エメラルドではなくファイアレッド・リーフグリーンでデオキシスを捕まえるバグ技の実行方法はまだ調べても出てこなかったのと、友人に許可も取れたのでまとめたいと思います。
注意!
この記事は、通常プレイではなくバグ技を扱うものとなっています。バグ技が嫌いな方はブラウザバックを推奨いたします。
また、行う際は自己責任でお願いします!最悪データが飛んだりする可能性もありますので、サブロム等を買ってきて行うことをお勧めいたします。
はじめに
デオキシスは、ポケモンFRLGにおいて期間限定で配信された「オーロラチケット」を手に入れないと到達することのできない「たんじょうのしま」でしか自力での色厳選をすることができないポケモンですが、なんと、ファイアレッド・リーフグリーンにおいて、「たんじょうのしま」に到達することが可能なバグ技があるんです!
ちょっと前に、ポケモンエメラルドで「ザロクバグ」を使うことで、ミュウのいる「さいはてのことう」にテレポートするバグ技が広まりましたよね。
そのバグ技は、デオキシスのいる「たんじょうのしま」へのテレポートも可能ではありましたが、エメラルドでは「エメループ」が適用されてしまう影響でデオキシスの固定リセットが困難なんですよね。
加えて言うと、エメラルドにおける「たんじょうのしま」は没マップ(正規プレイでは到達不可能)なので、そのバグで捕まえたデオキシスは完全非正規産となってしまい、ムーバー等で弾かれる可能性があるんですよね。
そのため、デオキシスの色粘りをするならファイアレッド・リーフグリーンで「たんじょうのしま」に到達する必要があるというわけです。
今回のバグはそれを可能とするバグ技となっているので、オーロラチケット未使用のFRLGを持っていなくても、デオキシスの固定リセットが可能になるんです!
未使用のオーロラチケットを今から手に入れるのは相当な困難を極めるため、デオキシスの自力色厳選がしたい方は自己責任で試してみてください!
前期ロム・後期ロムの見分け方について
まずはじめに、ファイアレッド・リーフグリーンには前期ロムと後期ロムが存在する事を述べておきます。
このバグ技は前期・後期どちらでも可能ですが、手順が異なる(後述します)ので、見分け方を紹介します。
カートリッジの端子部分を下から見ると、右側に数字が書いてあります。
ここの数字が、それぞれ
前期ロム:AGB-E02-20
後期ロム: AGB-E02-30
となっているので、見分ける際はそちらを見てください。
準備編
さて、前置きが長くなりましたがここからバグ技のやり方について紹介していきます。
まずは準備編ですね。必要なものや、エメラルドで行う事前準備について紹介します。
必要なもの
・「ポケットモンスターファイアレッド」もしくは「リーフグリーン」のソフト
当たり前ですがこれはマストですね。どちらでも大丈夫です。
・「ポケットモンスターエメラルド」のソフト
理由は後述しますが、このバグには「エメラルド」のソフトが必要なんです。FRLGだけで出来ないところがちょっと痛いですね。
・GBA(GBA SPでも可)または、GBプレーヤー付きのゲームキューブ計2台
お察しの通り、FRLGとエメラルド間で通信交換を行う必要があるため、GBAのソフトを遊べて、かつ通信可能な本体が2台必要になります。ということはつまり、DSやDSliteではダメということになります。GBAやGCを用意しましょう。もちろん「GBAとGC1台ずつ」でも可能です。
・GBA用通信ケーブルもしくは、GBA用ワイヤレスアダプタ×2
勿論これも通信に必要なものになります。必ず用意しましょう。Amazonで1000円ぐらいで買えます。
エメラルドでの準備
続いて、「ポケットモンスターエメラルド」において必要な準備を紹介します。
1. バグポケモン「0x085F」の入手
まずこちらのサイトに従って、エメラルドでバグポケモン「0x085F」を入手してください。
detelony.blog.fc2.com
注:このバグポケモンは、「ようすを見る」ことでボックス名に記述した命令を実行するようになっています。迂闊にようすを見ないようにしましょう。
2. 汎用コード実行環境の整備
ちょっと難しいですが、とりあえず以下の通りにして汎用コード実行を可能にしましょう。
こちらも、エメラルドで行ってください。
まずはじめに、ボックス12〜14を全て空きにしましょう。
空きにできたら、ボックス名を以下のように変更します:
ボックス1:[かッンNリGゲタ]
ボックス2:[みくィぃBFC]
ボックス3:なんでもよい
ボックス4:[アタぢいいあ ]
ボックス5:[ォッいべぞね び]
ボックス6:[アあいうに ]
ここで、空白が空いているところはスペースを入力してください。また、「べ」はひらがなです。
以上のとおりに変更したら、手持ちポケモンの3番目を空きにして下さい。
そして、先程作成した「0x085F」のようすを見てください。
すると、手持ちの3番目に「ォッいべぞ」という名前の色違いでレベル0のフシギダネが生成されているはずです。
これをボックスのボックス12〜14以外のどこかに一旦置いておきます。
続いて、ボックス名を以下のように変えてください(ボックス5の名前を変えるだけです):
ボックス1:[かッンNリGゲタ]
ボックス2:[みくィぃBFC]
ボックス3:なんでもよい
ボックス4:[アタぢいいあ ]
ボックス5:[ ャl]
ボックス6:[アあいうに ]
ちなみに「ャl」の「l」は、小文字の「L」です。気をつけてください。
ボックス名を変えたら、先程と同じように「0x085F」のようすを見てください。
すると今度は、「ャl」という名前の色違いフシギダネが手持ちの3番目に生成されているはずです。
ここまで出来たら、先程の「ォッいべぞ」のフシギダネをボックス12の15番目に、「ャl」のフシギダネをボックス14の28番目に配置して、ボックス11〜13のボックス名を以下のように変えてください:
ボックス11:[うッゃNさRまK]
ボックス12:[アぃBFCあい]
ボックス13:[pぬういぎせ う]
これで、バグポケモン「0x085F」のようすを見ることでボックス1〜10に記述した命令を実行することが出来るようになりました。
例えばエメラルドでミュウを捕まえたい時は、
ボックス1:[あああああああお]
ボックス2:[Yソく]
として「0x085F」のようすを見れば「ふるびたかいず」が手に入るので、「さいはてのことう」にミュウを捕まえに行くことが可能になります。
3. エメラルドでの仕上げ
さて、手順2.までが終わってエメラルドでの汎用コード実行の環境を整えたら、今度はファイアレッド・リーフグリーンで同じように命令を実行する環境を整えていきます。
さてまずは、エメラルドにてタワーバグを行なって、先程の色違いフシギダネ「ォッいべぞ」と「ャl」をもう1匹ずつ用意します。
エメラルドでのタワーバグについては調べれば出ると思うので、ここでは割愛します。
その後、ボックス1の1番目を空きにして、ボックス1〜9のボックス名を以下のように変更してください:
ボックス1:[あああああもけぬ]
ボックス2:[いねだオうあ ビ]
ボックス3:[ねばオじ ビ]
ボックス4:[ねべオy ]
ボックス5:[えッざNチノえぅ]
ボックス6:[アさkぃBFC]
ボックス7:[アアと お]
ボックス8:[アlコ う]
ボックス9:[た ]
「べ」はひらがな、「l」は小文字のLです。ボックス名が変更できたら、「0x085F」のようすを見てください。
するとボックス1の1番目に、「た た」という名前の色違いポッポが生成されています。
このポッポを、計4匹生成してください。このとき、毎回ボックス1の1番目を空きにしてから「0x085F」のようすを見ることを忘れないようにしてください。
名前が「た た」の色違いポッポを4匹生成したら、そのうち1匹をボックス1の1番目に置き、ボックス名を以下のように変更してください:
ボックス1:[にぞオうe ビ]
ボックス2:[にぢオいィ ビ]
ボックス3:[にづオ く]
そして「0x085F」のようすを見てください。すると、ボックス1の1番目に置いた「た た」の色違いポッポの親名が、「いィ くた」に変わっているはずです。
ここまでできれば、あと少しです!なかなか大変だとは思いますが、頑張りましょう!
続いて、ボックス1の名前を以下のように変えてください:
ファイアレッドの場合:
ボックス1:[レゥ ロい Oぎ]
リーフグリーンの場合
ボックス1:[レゥ ロい Dむ]
そして、手持ちのポケモンを2匹にしてから、バグポケモン「0x085F」のようすを見てください。
すると、手持ちの3番目にタマゴが生成されているはずです。
4. エメラルドとFRLGの通信交換
さて、エメラルドで行う手順はこれが最後になります。
この手順では、エメラルドとファイアレッドもしくはリーフグリーンでの通信交換を行います。
ファイアレッド・リーフグリーンでネットワークマシンを完成させていない場合は、完成させてエメラルドとの通信交換ができるようにしてください。
さて、エメラルドとの通信交換が開通している人は、エメラルドにいる
・手順3.でコピーした色違いフシギダネ「ォッいべぞ」「ャl」
・手順3.で生成した色違いポッポ4匹
・手順3.で生成したタマゴ
の計7匹のポケモンを、全て通信交換でファイアレッドもしくはリーフグリーンに連れてきてください。
ファイアレッド・リーフグリーンから交換で送るポケモンはどんなポケモンでも構いません。
ここまで出来れば、エメラルドで行う準備は終わりです!
実行編
ここからは、ファイアレッド・リーフグリーンで行う手順になります。ここまでくればあと一息!
ファイアレッド・リーフグリーンで行う手順
1. タマゴを孵化させる
先程エメラルドから輸送してきたタマゴを、どこでもいいので孵化させましょう。
するとバグ技を覚えたコイキングが生まれます。
*写真はファイアレッドです!リーフグリーンの場合、「むい」という名前の技となります!
このバグ技を戦闘で使うことが、ファイアレッド・リーフグリーンにおけるコード実行となります。エメラルドで「0x085F」のようすを見る作業と同じですね。
2. 各ポケモンをボックスに配置する
さて、エメラルドから輸送してきたポケモンをファイアレッド・リーフグリーンのボックスの指定の場所に置く作業です。
まず、色違いフシギダネ「ォッいべぞ」をボックス12の15番目に、「ャl」をボックス14の28番目に置いてください。これはエメラルドと同じ場所です。
次に色違いポッポの配置ですが、これはファイアレッドとリーフグリーンで異なります。
ファイアレッドの場合:
親名が「いィ くた」の色違いポッポをボックス12の24番目に置き、残り3匹はボックス12の21〜23番目に並べる
リーフグリーンの場合:
親名が「いィ くた」の色違いポッポをボックス12の25番目に置き、残り3匹はボックス12の22〜24番目に並べる
最後に、ボックス11〜13のボックス名を以下のように変えてください:
ボックス11:[うッゃNさRまK]
ボックス12:[アぃBFCあい]
ボックス13:[ャなうい7せ う]
以上で準備は全て整いました!
ここまでできれば、ファイアレッド・リーフグリーンにおいてもボックス1〜10に記述した任意の命令を実行する環境が整ったことになります。
この状態でボックス1〜10に命令を書いてコイキングでバグ技を使えば、その命令を実行することができます。
*技アニメーションは「みる」にしてください!
ちなみにファイアレッドでバグ技を使うと、コイキングが点滅します。また、命中98%なのでごくまれに外れます(もう一度技を使えば問題ありません)。この点滅は技の対象を選択している動作なので、カーソルを移動させると相手ポケモンが点滅します。バグ技の実行に対象は関係ありません。点滅の状態でAボタンを押すと対象が決定し、技が発動し命令が実行されます。
たとえば前期ファイアレッドで「しんぴのチケット」を手に入れるためには、ボックス1のボックス名を以下のように変えた後に適当に野生ポケモンと遭遇してバグ技を使用すれば、戦闘終了後にしんぴのチケットが手に入ります。
ボックス1:[おかpでく]
デオキシスを捕まえるバグ技の実行
先ほどの手順に続いて、デオキシスを捕まえるためのオーロラチケットを手に入れるためには、ボックス名を以下のように変更してください。前期ロム・後期ロムで異なるので、注意してください!
前期ファイアレッド:
ボックス1:[おDnでく]
後期ファイアレッド:
ボックス1:[お/ボでく]
前期リーフグリーン:
ボックス1:[おいmでく]
後期リーフグリーン:
ボックス1:[は ィモあああビ]
ボックス2:[おうベでく]
*「べ」はひらがなです。
ボックス名を変更したら、適当に戦闘を開始して先のコイキングでバグ技を使用してください。
あとは、クチバシティの船着き場からたんじょうのしまに行くことができます。
「たんじょうのしま」ではデオキシスが正規プレイと同様に出現するので、厳選も思いのままです!
このデオキシスにはブロックルーチンもかかっていないので、もちろん色厳選をすることも可能です。
メルカリで売られている「オーロラチケット未使用ロム」とかはほぼ100%改造なので、デオキシスの色粘りのためにそんなロムを買うぐらいならこのバグ技を試してみてもいいかもしれませんね。
おわりに
今回は、ファイアレッド・リーフグリーンでデオキシスを捕まえるための任意コード実行のバグ技を紹介しました。
事前準備が大変なのと、通信環境を整えないといけないために少々難易度は高めですが、正規のオーロラチケットがなかなか手に入らない現在では有用な方法だと思います。
もちろん、バグ技は非正規プレイの一環ですし、バグ技を嫌がる人も沢山いるので、この方法で手に入れたデオキシスはネット対戦や交換では使わず、個人で楽しむだけにとどめておきましょう。
また、分からないことなどあればコメント欄にお願いします!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからもポケモンの記事を書いていきますので、よろしくお願いします!
2020/11/12 つくたろう
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